工事中、(1)新宿(9:15)
<高速バス>
平湯ターミナル
朴ノ木平、ロッジ【泊】[――夕]
(2)
五色が原の森案内センター(1360m)(7:50出発)
黄檗の水場
久手越滝下
牛首
池之俣神輿滝 炭木岩
烏帽子小屋(昼食)沢胡桃沢
ネズ壁
青垂滝
カンバ尾
横手前
林道
布施滝展望台
出会い小屋(15:30)==五色が原の森案内センター(16:00)
乗鞍畳平【泊】[朝弁夕]
(3) …乗鞍岳△(0000m)往復…乗鞍畳平=平湯バスターミナル=<高速バス>= 新宿バスタ(20:30頃) [朝――]
歩行距離&時間 (2)約6.7㎞・約8時間(食事、休憩時間を含む) (3)約3㎞・約3時間
カモシカコースの出発地点は標高約1360mの案内センターです。
以前はスキー場のロッジだったセンターの建物の裏はかつてのゲレンデで、現在は牧場として利用されています。放牧されている飛騨牛を眺めつつ、入り口の看板をくぐり五色ヶ原に足を踏み出します。
このコースは乗鞍岳のすそ野を標高約1360mから1620mほどの間で距離約6.7kmを北から南にトラバースする形になっています。コース全体での高低差は約260mほどしかありませんが、面白いのはこのわずかな距離と高低差の間に久手御越滝落差58m、池之俣神輿滝160m、青垂雄滝90m、青垂雌滝75mと大きな滝が集中していることです。
四つの滝はいずれも過去の乗鞍岳火山活動の際に流れ固まった溶岩が谷川に削られた岩壁にかかっていて、それぞれ別の川にある滝なのです。異なる川の似たような標高に滝があるのはかつての溶岩流が同じような標高まで流れ下った名残というわけです。それぞれの滝は姿も水量もそれぞれで、受ける印象も豪快であったり神秘的であったり変化に富んでいます。
カモシカコースは全体的に樹林帯の中を通るあまり見晴らしのきかない登山道なのですが、それだけに滝に出合った瞬間の、空間がいきなり広がり目の前が明るくなって大きな滝の姿が目に飛び込んでくる感動は印象的です。
<五色の森案内センターより>