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登山情報
2021/03/17

荒川三山における登山ツアーの魅力

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登山ツアーのアルプスエンタープライズ

荒川三山における登山ツアーの魅力

荒川三山の魅力

静岡県、長野県にまたがる荒川三山は、前岳、中岳、東岳の3つの山の総称です。
面白いことに、それぞれの山は山麓の県によって呼び名が異なります。
東岳は、山梨側では「悪沢岳」、静岡側では「地蔵岳」、長野側では「東岳」。
中岳は、山梨側では「魚無河内岳」、静岡側では「奥西河内岳」、長野側では「中岳」。
前岳は、山梨側では「奥西河内岳」、静岡・長野側では「荒川岳」と呼びます。

中岳と前岳は距離が300mと隣接し、この二山から約1㎞離れて東岳(悪沢岳)がありますが、
三山がひとつのまとまりとして見えることから荒川三山と呼ばれているのです。
標高は前岳が3,068m、中岳が3,084m、東岳(悪沢岳)が最高峰の3,141mで
日本第6位の高さとなっています。

また近接する赤石岳(標高3120m)は、南アルプス南部の盟主で、山名は赤石沢に多い赤褐色の
ラジオラリア岩板から名付けられた山です。

荒川三山とこの赤石岳を4~5日かけてゆったりと縦走するのが人気の登山ルートとなっています。

荒川三山のおすすめ登山コース

荒川三山―赤石岳を縦走するコースがおすすめです。
まずは椹島からスタートし千枚小屋を目指します。
急坂、吊り橋、階段、岩場などが各所にあり、体力をかなり使いますが、
見晴台につくと荒川三山、赤石岳の景色が一望できて疲れが吹き飛びます。
さらに草つきとダケカンバの美しい並木道を歩き千枚岳山頂に。
岩場をもうひと踏ん張りすれば東岳(悪沢岳)に。
山頂は荒々しい山の独特の雰囲気がみなぎっており、南アルプスのなかでも優れた展望箇所です。
さらに急峻な降下を歩き、荒川小屋、赤石岳を目指します。

このコースは中級者以上の本格登山コースですが、
登山入門者でも脚に自信があれば、ぜひアルプスエンタープライズに相談してみてください。