催行状況
ツアーコード | LT04 |
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出発日 | 2024年3月19日(火) |
日数 | 6日間 |
旅行代金 | 210,000円 |
ツアーレベル(!) | 登山ツアーLv4 |
募集人員 | 10名様 |
最少催行人数 | 5名様より催行 |
添乗員 | なし (集合場所よりガイドが同行します) |
トレイル後半、国東市コースの完走を目指します。最終日にはコース最高峰の両子山を越えてゴールの両子寺へ。史跡、神社仏閣、農業遺産と変化に富んだ見どころ多いコースです。
国東半島峯道ロングトレイルとは 国東半島で古くから行われてきた六郷満山峰入行(ろくごうまんざんみねいりぎょう)のコースをベースに、トレッキングやウオーキングの醍醐味を味わうことのできる登山道や遊歩道を追加するなどの工夫を加え、そして心地よく歩けるトレイルとして再構成したものです。世界農業遺産にも認定されたこの地域には、豊かな自然だけでなく、何世紀にもわたる伝統的な農業が形づくった文化や景観、環境や自然条件を受け入れ適応してきた先人の知恵を見ることができます。また、宇佐・国東半島は神仏習合発祥の地。コースのいたるところにある有名無名の石造文化財や名もなき野仏は、まさに「み仏の里」と呼ばれるにふさわしいところです。この原風景の中を歩く旅-----それは、失われかけた日本人の魂に触れる旅となるでしょう。
国東六郷満山とは 古代、国東半島には、国埼郡が置かれ、中央にそびえる両子山から延びる谷筋に沿って、来縄(くなわ)・田染(たしぶ)・安岐(あき)・武蔵(むさし)・国東(くにさき)・伊美(いみ)の各郷に建てられた大小寺院を総称したものが「国東六郷満山」の総称である。この村を中心に発展した山岳仏教が六郷満山文化と呼ばれる。
6~7世紀の仏教伝来以降は、仏教文化も取り入れ、国家中心思想とした。宇佐神宮を中心に発展した、神を仏とし、仏を神とする神仏習合文化は、その発祥の地である宇佐神宮・国東半島で最も輝かしくその華を咲かせた。互いの異教文化を認め合い、共存するという独特の思想・理念は、世界でもあまり例を見ない特異な文化といわれている。
六郷満山は、養老2年(718)仁聞菩薩のよって開かれたといわれる。仁聞菩薩は、宇佐神宮に祀られた八幡神の化身で、国東の山々で70年におよぶ修業をしたという説がある。その仁聞菩薩の教えに従い、現在も多くの修行僧が10年に一度開かれる「峯入行」で、仁聞菩薩の教えを実践している。